イベント
第40回 環境学習セミナー
雑穀街道とFAO世界農業遺産セミナー
2018.3.7.更新
伝統的な農作物在来品種をめぐる農耕文化、栽培、加工、調理、儀礼などは、縄文時代以来の祖先から継承してきた、現在も生きている大切な文化財です。この山村の生活を豊かにし、健康長寿を支えてきた生物文化多様性がとても大事にされている地域が、私たちの暮らしている関東山地中部地域です。雑穀に象徴される山村の農作物を未来にまで継承するために山梨県丹波山村から神奈川県相模原市緑区までを「雑穀街道」と呼んで、FAO世界農業遺産に登録申請したいと思います。関係市村長に賛同が得られれば、5月下旬~6月初旬に、雑穀街道協議会を発足させ、申請書を協議、6月中旬には申請書を完成して、6月下旬の期限までに提出することが望まれます。
日時:2018 年 4 月 9日(月)
場所:山梨県上野原市役所 展示室3
参加者:関心がある方々、どなたでも
参加費:無料
主催:NPO自然文化誌研究会/雑穀街道普及会
共催:農業法人藤野倶楽部、NPOさいはら、ほか
連絡問合先:NPO法人自然文化誌研究会 事務局 黒澤友彦
e-メール npo-inch@wine.plala.or.jp Tel: 0428-87-0165
携帯 090-3334-5328
または木俣美樹男;kibi20kijin@yahoo.co.jp
プログラム:
12:00~13:00 受け付け、地域活動の展示紹介
13:00~14:00 1.雑穀街道の提案趣旨 雑穀街道普及会
- 木俣美樹男(農山漁村文化協会理事、東京学芸大学名誉教授)
14:00~15:00 2.各地域からの報告
1)小菅村・丹波山村から
- 黒澤友彦(NPO自然文化誌研究会事務局長、雑穀栽培講習会)
- 岡部良雄(雑穀栽培農家)
2)上野原市西原から
- 冨澤太郎(上野原市農業委員、やまはた農園)
- 中川智(雑穀栽培農家)
3)相模原市緑区藤野から
- 宮本透(宮本茶園、雑穀栽培農家)
15:00~15:10 休憩
15:10~16:00 総合討論とまとめ
- 藤村達人(相模原市農業委員、筑波大学名誉教授)
備考:
PDFは、こちらから!⇒(開催案内)
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